2012/02/24

安いものはリスクがある。


渡邉美樹会長発言がネット大炎上 ワタミ側は「自殺社員」の労災認定に反論


Twitterでワタミの会長がものすごい勢いで叩かれていました。
何かと思えば、自殺した社員を火種に渡邊会長がいろいろ言っているよう。

この問題に対して、「ワタミに行かない!」という人が急増していました。
おそらく「ワタミ」とtwitter検索すればゴロゴロ出てくるはず。


こういう騒動を見てて、論点とは違うことを思いました。
それは「安さはリスクを負っている」ということ。

僕らは基本的に「安くて、良いもの」が大好きです。
だからスーパーに行ったら、いかに安くて良いものを買えるかと思って買い物に行くし、
車も安くて、良い性能な車がいいはずです。きっと誰しも。

でも現実にはそんなものは本当に少数で、
だいたいの「安い」ものはリスクを背負っています。
壊れやすい、汚い、美味しくない、(サービスが)雑など。

僕がしばらく居たインドなんかは、安い食べ物にはだいたい油が多く含まれていたり、
「何か」が混入していたりするのは普通でした。
移動手段も安いトゥクトゥクを選べば、タクシーより運転が雑だったり、
危険な運転だったりします。
だから良いものが食べたければ、庶民が行かなそうな店へ行ったり、
車を買ってドライバーをつけたりしたものです。(僕はしていませんでしたが)

国の違いもあるじゃないか、と思うかもしれませんが、
基本的な概念としては一緒だと思います。

ただ、日本の場合は大概どれもが良いものだから、
「安いものはリスクを背負っている」ということを認識しにくいのかもしれないと思います。

言ってしまえば、吉野屋の店員のサービスは悪くて当然だし、味も美味しくないのが普通。
100均の商品はすぐ壊れて当たり前。

安いということは、自分がそのサービスや商品にしか投資しないことを言うので、
それ相応のものしか受け取れないということ。
そういうのを認識せずに、吉野屋の店員のサービスが悪い、あそこの商品はすぐ壊れる、とか愚痴を叩いている人は痛い。文句を言うならもっと高いところへ行って良いサービスを受けるべきです。

でも一方でそういう愚痴にきちんと対応して、良いサービスをしよう、良い商品を作ろうとする日本企業は凄いなぁ、と思うわけです。感謝しないと、ですね。

変化のとき。


「日本の震災はどうなってるの?」

これは必ずと言っていいほど、旅行者が外国人に受ける質問です。
そしてこの質問に適切に答えられる人がどれだけいるか。

旅行中、この軽い挨拶程度の質問がかなり苦痛でした。


今の震災の状況を正確に把握しているとは言えませんが、
ニュースで把握している限りだと、
震災が発生した当時よりは復興が進んでいるように思います。
5月に僕がボランティアに行った南三陸町も、きっと綺麗になり、
人々も体育館に非難する事も無くなったでしょう。

しかし未だに地震は続いているようですし、
何より放射能の被害が人々の不安をかなり掻き立てていることを感じます。

以前より食べ物を選ばなくてはならなくなった。
東北から関西に移住してきた。
原発問題の解決に40年かかる。

こんなことを連日ニュースで見ます。
しかも今はtwitterも普及して個人の声が海外にいる僕にまで
届くので、それがニュースよりも更に、リアルに伝わってきます。


僕が離れてから、すっかり変わってしまった日本。
それを外国人に伝えるのは難しいですし、
しかも彼にとって自分が日本代表になるわけですから、尚更下手な事は言えません。

「日本は今もなお大変な状況だけど、頑張っているから応援してね」

こんな当たり障りの無いことを言っていると、
自分がどこかにいる政治家に見えてきます。
しかしこれ以外に、なんと言ったらいいのだろう..

そんなことを考えてしまいます。



今は変化のときなんだと思います。
個人の生き方も、学校も、企業も、国も。
そういう変化を見据えつつ、自分自身はどうあるべきなのか。

やりたいことをやるというのは如何にもそうですが、できることなら
この変化に乗じて、より多くの人に良い変化を与えたいと考えてしまいます。

バズワード


バズワード、と呼ばれる言葉があります。
定義は以下。



今で言えば、「ノマド」「コワーキング」「シェア」といったところでしょうか。
昨年は「ソーシャル」、一昨年は「ベンチャー」、
ずっと前は「グローバル化」とかそういう実体をつかんでいるようで
つかんでいないもののことを言います。
勿論、これらは僕の周りで話題になった言葉をあげているので、
人によって周りにある言葉は違います。


最近ネット上でこういう言葉を見かけて、議論している人を見るたびに、
話題を欲しているんだなと思うと同時に、
本質的な価値を見いだし続ける事が大事だな、と思わされます。

上記に挙げたような言葉が流行るのには
需要があるから流行るわけなので、
人々は話題を欲しているんだなと思います。

毎年新たな言葉が流行るのは面白いことですが、
本当に大事な事は何年、何十年、何百年経ってもきっと変わりません。

「幸せに生きる」とか「大事な人を大切にする」とか、そういうこと。

そういうのを毎年流行る言葉に惑わされずに、
何歳になっても本質的な価値を見据え続けたいですね。
本質的な価値を理解できている人は、事あるごとにブレることはないし、
成果を出し続けることができるんだと思います。


しかしかく言う僕ですが、「世界一周ノマドプロジェクト」という
バズワードだらけのプロジェクトをやっています。笑
今が旬の話題ばかり集めているせいか、予想以上に注目度は高い気がしています。

しかしプロジェクトの本質はバズワードを広める事にありません。
海外で活躍する人々の価値観や生き方を通して、
読者へ今のライフスタイルを見直す一つのきっかけになればと思い、やっています。
そうやって、一人ひとりが生き方を見つめ直し改善していけば、
幸せになる人が増えるんじゃないかと。

僕はそう考えるわけです。

キャリア。


John F Kenedy空港です。
これからNewYorkからSanfranciscoに飛びます。
いよいよ、最終目的地となりました。


今日はバブソン大学という、Bostonの外れにある大学に行ってきました。
友人の出身校ということもあり、MBAを専攻している方にお会いして来ました。
そこで思った事を綴ります。


■自分の選んだキャリアでしか勧められない
海外に出て、全く知らない人と出会う機会がぐっと多くなりました。
それは自分でアプローチしていることもそうだし、
自分の事を知らない環境に常にいるということもそうです。

そこで僕はただの大学生なので、初めて会う人がキャリアについて
どう考えているか、注意深く観察するようになりました。


そこでなんとなく、見えてきたのは
自分の歩んできたキャリアを勧める人が多いという事。

日系大企業に務めたことがあるなら、日系大企業を。
外資に務めたことがあるなら、外資を。
教師になったことがあるなら、教師を。
ベンチャーなら、ベンチャーを。
若いうちに起業した事があるなら、若いうちの起業を。

理由としては二つあり、
一つは自分が経験した事だから自分が一番わかっているという事、
二つ目は今の自分があるのは、今のキャリアがあるおかげだと信じているという事。

すごく理にかなっているし、その本人が語るので説得力があります。
でも僕は、そういう人の話は話半分に聞くようにしています。


■自分の頭で考えろ、という人を信頼する。
人それぞれ考えがあるので、言う事も十人十色です。
僕は特に流されやすい方なので、話を聞くと納得して
「よし、その方向でやっていこう」と考えてしまいがち。
長所であれ、短所であると考えています。

しかし一方で、何もsolutionを提示せず、
思考の種を出すだけで話が終わる方もいます。

「俺はこう考えて、これを選んだ。」

で終始する人たち。
僕はこういう人を信頼したいなぁ、と思っています。
そういう人たちの話は自然と僕の価値観に影響を与えています。
なぜでしょうね。

もしかしたら、自分の助言する事への危険性みたいなもの、
自分で考える事の重要性を理解しているからかもしれません。
他人の人生がどうなろうと、責任は取れないですから。


こんなことを今日会った人も含めて思いました。
まだ将来が未定な僕ですが、自分の頭で考えて納得のいく決断ができればと思います。


2012/02/21

はーばーど。

今、ハーバード大学の横のカフェでブログを書いています。
横には物理の難しそうな本を読んでいる学生が勉強中。
なんだか絵になる。

ハーバードに入って卒業するのがどれだけ難しいかわからないせいか、
憧れもなければ、魅力も感じないわけですが、なぜか今はここに。

一見は百聞にしかず、とも言うしとりあえず来てみたわけです。
しかし考えてみれば、ハーバード大学の学生と言えど
自分と同じように世界旅行ができている人というのは、きっと少しなんでしょう。
そういう意味で、ここにいる誰よりも貴重な経験ができているかもしれません。


そういえばここ最近、会う人に「どこ行って来たの」と聞かれて、
アジア、アフリカ、ヨーロッパ...と答えていると
本当に自分が世界を回って来たんだな、、と感じます。

この目で世界を見てきた
というカッコいい言葉は、いかにも本当なわけです。ううむ。


まぁそんな自分自身をカッコいいと思う事は一生ないです。
懐かしむ事はあっても、この流れるような日々に戻りたいと思う事は無いと思います。
自分で生計を立てられるようになって、10年くらいして
そのときの暮らしに飽きたら、また旅行したいと思うかもしれませんが。


今はただひたすらに努力して、勉強して、自分の理想に少しでも近づきたい。
まだ「日本人で大学生の濱村拓巳」なので、そこからもっと成長しないといけない。
成長スピードが日本人のままでは駄目。


ここが同年代の集まる大学だからでしょうか、負けじと頑張ろうという気持ちが湧いてきました。よし、行こう。

2012/02/18

パーティにて、


昨夜はニューヨークで開かれたパーティに行って来ました。
運良くプレゼンする機会をもらい、ちょろっと世界一周の体験も踏まえて
感じた事、みたいなものを話しました。
意外にも好評だったらしく、どこかに掲載されるそうです。動画と写真など撮られたのでよくわかってないのですが。。
プレゼン終わった後に一転、名刺を渡す方から名刺を渡される方になったので、面白いなぁ、と思いながらあっという間に時間が過ぎていきました。

最近、ちょっと気分が落ちていたので、嬉しい出来事でした。
もっと勉強して頑張ろう。

2012/02/14

ネットとの付き合い方を変える。

ネットとの付き合い方を変えることにしました。

今まで、twitterは垂れ流し、youtubeも見る。
特にそこには制限無くやっていましたが、
振り返るとかなりの時間を浪費している事にようやく気付きました。
いつの間にか数年前とネットとの付き合い方が変わっている。
ずっと前は「調べたいことがある時だけ利用する」ネットだったのに、
今では「朝起きたら開き呆然と情報を見続ける」という
受け身な付き合い方になっていました。
我ながら、気持ち悪いと思いました。


ということで、とりあえずtwitterのフォローを400ほど外し。
影響を受けたいと思う人だけフォローするようにしました。
友人も外しましたが、嫌いになったとかそういうのではないのでご安心を。

あとはyoutube。
これはアニメもおもしろ動画も全て見ないことにしました。
時間をただ無駄にするだけで、たいして勉強にならないので。


すると、ネットと自分の付き合い方がすごく変わってきました。
すごく良い。ようやく、という感じか。


きっかけは、
「凡人がしていることを諦めないと、いつまでたっても凡人のままだよ」
との言葉を頂いたからです。

僕が行きたい場所って、凡人じゃ到底辿り着けない場所。
そのために、ちゃんと勉強しようと決めたわけです。
頑張りまっしょい。

無題

最近、すごく悩んでいる、と思う。
会う人によって言っている事が、二転三転したり。
自分のやっている事がよくわからなくなって、何も手に着かない日があったり。

世界一周も終盤を迎えて、
いろんな人から「会おう、楽しみにしてる」と言われて
すごく嬉しい反面、そんな面白い話ができるか、がっかりさせたらやだな、と変に不安になったり。

日本との時差があわず、こういうことを話したい人とも話せずに、
吐き出すところが無く、ただ呆然と不安のままでいる感じ。


こういう気持ちになる事が1ヶ月に1回はやってくるので、
なんとかしないとなぁ、と思う日々です。



はー、何をやってるんだろう、自分。
月曜日のお昼なのにさ。

2012/02/01

とある女の子と話をして。

「濱村さんって大事な事をさらっと言いますよね」

と、たいそうな言葉を後輩の女の子から頂いた。
その女の子は僕と同じ、旅行中の女の子。


この言葉、彼女は褒め言葉として言ってくれたのだが、
なんともまぁ、自分にとっては皮肉でしかなかった。



自分が想像している理想の姿に対して、
それに対する努力はおろか、
当たり前の事すらできていない今の自分。

そんな自分が"大事な事をさらっと言う"という偽の自分を
気取っている事に強い後ろめたさを感じる。
本当の自分は、まだまだ未熟な自分だ。


かっこつけるなよ、と。
魅力的な自分であろうとすることにこだわるなよ、と。


ただひたすらに、努力を重ね
小さなことにも全力で。




強い自戒を込めて。